手嶋多一は27年ぶりにQT出場の可能性も 賞金シード復活へ「毎週17、18位に入りたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 堀川未来夢 -13 石坂友宏 -13 3 浅地洋佑 -12 T・ペク -12 5 谷原秀人 -11 重永亜斗夢 -11 稲森佑貴 -11 8 小林伸太郎 -10 木下稜介 -10 杉山知靖 -10 順位の続きを見る
53歳の手嶋多一にとって、生き残りをかけた戦いが続く(撮影:村上航)
<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
2日目を終えてトータル2アンダーで予選通過ながら、「きょうは5アンダーで終われれば最高だったのに、逆のボギーが来て残念です」と悔しがっている選手がいた。53歳の手嶋多一だ。一時はトータル4アンダーまでスコアを伸ばしたが、上がりの3ホールで2つのボギーを叩いて後退。現在賞金シード圏外にいて、もう1打も無駄にできない状況にある。
生粋のドローヒッター、手嶋多一のドライバースイング【解説付き連続写真】
18年に22年間守ってきた賞金シードを喪失。14年「日本プロゴルフ選手権」優勝の5年シードで19年シーズンを戦ったが、ここでも賞金シードには届かず。この2020-21年シーズンは『生涯獲得賞金ランキング上位25位以内』の資格で出場している。現在の獲得賞金は約754万円で、ランキング77位。65位までに与えられる賞金シードのラインは、例年でいうと1200〜1300万円あたり。残り4試合で500万円ほどの積み上げが必要となる。
「先週みたいに2日間で伸びたので、ああいうゴルフができたら」と1つでも順位を上げたいところ。その「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」では3日目「67」、最終日「65」と伸ばして13位タイに食いこんだ。「(残り4試合で)200万円ずつ稼ぎたい。毎週17、18位に入っておけば」と、高額賞金が続く秋のビッグトーナメントにかけている。
それでも「予選会に行くという気持ちもある」と、賞金シードを落としたときには、12月に行われるファイナルQT出場も選択肢には入っている。今年のファイナルQTの舞台が宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースで、狭くて飛ばし屋には不利というのも、手嶋が出場を前向きに考える1つの材料になっている。
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