「感覚と結果が真逆だった」 薗田峻輔がドライバーの大不振を克服して、5年ぶりの首位スタート | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 薗田峻輔 -7 2 大槻智春 -6 香妻陣一朗 -6 4 片山晋呉 -5 小鯛竜也 -5 久常涼 -5 7 矢野東 -4 永野竜太郎 -4 小林伸太郎 -4 J・チョイ -4 順位の続きを見る
長いトンネルから抜け出しつつある薗田峻輔 顔に明るさが戻ってきた(撮影:村上航)
<マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
ツアー通算2勝の薗田峻輔が7バーディ・ボギーなしの「65」で回り、7アンダーの単独トップで初日を終えた。薗田がトップに立ったのは、16年の「[石川遼は先輩・薗田を撃破し「夢のような時間」【写真】]()
現在32歳の薗田は、石川遼の高校(杉並学院高)の2つ上の先輩として注目を集め、プロデビューからわずか5試合目の2010年「ミズノオープンよみうりクラシック」でツアー初優勝。13年には「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で2勝目を挙げて、順調にプロのキャリアを積み重ねていった。ところが、極度のドライバーの不振に悩まされ、11年守り続けてきた賞金シードを18年に失うことになる。
「自分の感覚と結果が全然真逆だった」と薗田は当時を振り返る。ダウンスイングでクラブが立って下りてきて、インパクトではフェースが開いてしまう。いわゆるスティープアンダーの動き。ひどい右プッシュばかり出て、ボールが真ん中に飛ばない。18年のフェアウェイキープ率は50%を割る数字だった。
18年12月のQTにも失敗し、19年のレギュラーツアーの出場試合数は、たったの3試合。そのすべてで予選落ちした。昨年から続く今シーズンも、レギュラーツアーは今大会が6試合目。すべて推薦での出場となっている。
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