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問題は複雑… 22年『サウジ国際』にダスティン・ジョンソンらの出場希望は叶うか? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

トップ選手はサウジ国際に出場できるのか?(撮影:GettyImages)

世界のトップ選手を集める「サウジ国際」。2019年から欧州ツアーの一大会として毎年1月末殻2月上旬に開催されてきた。19年、21年はダスティン・ジョンソン(米国)、20年はグレアム・マクドウェル(北アイルランド)が勝利。ビッグマネーとトップ選手が集まる大会だったが、米PGAツアー選手が他のツアーに出場するにはツアーの許可が必要で、2月3〜6日、サウジアラビアのロイヤルグリーンズ&GCで開催される22年大会にジョンソンら8名の選手が出場を希望。ツアーに許可請求を出したと複数の米メディアが伝えている。

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PGAツアーでは欧州ツアーへの参戦は基本的に許可する慣例だが、問題は同大会が来年は欧州ツアーのイベントではなくなり、アジアンツアーの後援大会となること。

その背景にはサウジアラビアのオイルマネーを資本にトップ選手を集める新ゴルフツアー、“スーパーリーグ”が現在も進んでおり、そのために米PGAツアー、欧州ツアーはタッグを組んで対抗している問題がある。

米PGAツアーのジェイ・モナハン会長は、新リーグに登録した選手を「米PGAツアーから追放する」と強いメッセージを発信し、新リーグ設立への警戒を見せる。

同大会への出場を希望しているのは現時点でジョンソン、マクドウェルに加えて、エイブラハム・アンサー(メキシコ)、リー・ウェストウッド(イングランド)、トミー・フリートウッド(イングランド)、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、ケビン・ナ(米国)、ジェイソン・コクラック(米国)。出場許可は大会の1カ月前までに知らされる規定で、年明けの1月4日まで解答がされない可能性もある。

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