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パット時の“重心”を意識し『65』 ささきしょうこが賞金ランク&地元の知名度アップにつながる首位発進「名刺がすごいたまって…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 ささきしょうこ -7 2 穴井詩 -5 勝みなみ -5 4 笠りつ子 -4 ユン・チェヨン -4 宮田成華 -4 7 藤田さいき -3 菊地絵理香 -3 鈴木愛 -3 三ヶ島かな -3 順位の続きを見る

好発進に笑顔でホールアウト

好発進に笑顔でホールアウト(撮影:鈴木祥)

NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 初日◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6571ヤード・パー72>

痛みをかばって崩れていたフォームを取り戻し、シビアな位置に切られたカップに次々とボールを沈めた。ツアー通算3勝のささきしょうこが、8バーディ・1ボギーの7アンダーと伸ばし、賞金総額2億円の高額トーナメントで単独首位発進。このまま地元大会で、来季にもつながる結果を残したい。

ささきさんの名刺【写真】

この日奪った8つのバーディをみると、特に前半は2番の5メートルや、5番の7メートル、7番の6メートル、8番の8メートルとミドルレンジからのパットを沈めたものが多い。「ショット、パットも最近しっくりきていなくて試行錯誤。ショットはグリーンに乗せようという状態で、前半はピンを狙っていなかった」。このためチャンスといえる位置は少なかったが、それをスコアに変えた。

先月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」を腰痛のため棄権。ベッドからも起き上がることができず、着替えもままならないほどの痛みに襲われた。病院で検査をし、先週までは薬も服用。時々ピリッと電流が流れるような痛みを抱えながらの生活が続いた。

今は症状は治まりつつあるが、その痛みをかばってきた影響はパットに出た。「(体を使わない)手打ちストロークのスピードが速くなったり、アドレスの時の重心位置が後ろになっていた。それを周りの人が助言してくれて」。特にアドレス時の重心というのは、もともとささきがパットの時に大事にしてきた部分。それが狂っていたことで、イメージ通りのストロークから、思ってもみないような球が出ることもあったという。

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