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ティーチングプロ日本一決定戦 単独首位発進の酒井柾輝は日本プロ出場、その先の夢とは? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

難コンディションで単独首位発進を決めた酒井柾輝(写真提供・PGA)

<第23回PGAティーチングプロ選手権大会ゴルフパートナーカップ2021 初日◇21日◇矢吹GC(福島県)◇7010ヤード・パー72>

日本一うまいティーチングプロを決める「PGAティーチングプロ選手権大会[酒井柾輝もやっている アームロックパターはこう打ちます【写真】]()

4回目の挑戦で初めて予選を突破して本戦にコマを進めた酒井。風速5m/sを超える強風で、アンダーパーはわずかに4人と選手が苦しむ中、4つあるパー5ですべてバーディを奪うなど効率よくスコアを伸ばした。「今日はミスショットもありましたが、パッティングとアプローチに救われました」と白い歯をこぼすが、パッティングはもともとウィークポイントという。

「高校時代の試合で速いグリーンでやった時に、練習ラウンドはよかったのですが、本番で対応できなくて何度も4パットしたり、イップスになりました」と、バックスイングで手が止まってフォロースルーが出ない症状に悩まされるなど、いまだにグリーン上に不安を残す。「パターは5〜6本持っている」と試行錯誤を重ねているが、最近は中尺でグリップを左腕に沿わせて腕とパターを一体化させるアームロックパターを投入。この日はその作戦が奏功した。

大学卒業とともにティーチングプロの資格を取得して、茨城県のアコーディア・ガーデン水戸でレッスンを行っている。競技に出場するのは1年でこの大会のみ。「自分の上達のためにも、レッスンのためにもいいモチベーションになっています。いつも初日出遅れますが、今日はよかったです。優勝すれば日本プロに出られるので、明日も1打1打に集中してそこ(優勝)を目指したいです。そして、あわよくば(レギュラーツアーの)シード権も取れたらいいですね」と夢は膨らむ。

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