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「勝てる可能性は、果てしなくゼロ」 河本力の自信と確証 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

下部ツアー勝利で調子も上々 アマ河本力が大舞台で豪打を魅せる(撮影:佐々木啓)

<日本オープン 事前情報◇13日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース(滋賀県)◇6986ヤード・パー71>

2週間前にはなかった自信が、今はある。それでも、「優勝できる確率でいえば、ゼロに果てしなく近いと思う」。レギュラーツアーで勝つ難しさは、身をもって知っている。

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パナソニックオープン」の最終日には、ひとつ下の後輩・中島啓太(日体大3年)と同組で最終組のひとつ前でプレー。首位と1打差で出ながら、「78」と崩れて優勝争いにも絡めなかった。「情けないという思いが強かった」と自信をくだかれたと同時に、プロの試合でドライバーを振り抜いて優勝した後輩の姿は、改めて刺激になった。「飛ばす飛ばさない、高い低いとか、ドライバーであそこまで出来るようにならないといけないと思った」。

その翌週に出場した、男子下部ツアーの「TIチャレンジ in 東条の森」で最終日に「64」を叩きだして逆転優勝。「風が強くて難しいセッティングの中でも、こういうラウンドができるんだと自信につながりました」と、前週の悔しさを晴らす1週間だった。

今回優勝すれば、中島に続くツアー史上6人目となるレギュラーツアーアマチュア優勝。過信はないが、戦える確証は持ってやってきた。「セカンドショットがいい位置から打てるように、ティショットがカギになると思います。しっかりやるべきことをやれば、またいい位置で戦える」。昨年ローアマに輝いたときから、また大きく成長して戻ってきた。

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