「次は絶対に勝ちます」 惜敗の片岡尚之の存在が若手の活躍を刺激 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 杉山知靖 -19 2 香妻陣一朗 -16 片岡尚之 -16 4 植竹勇太 -15 5 S・ノリス -14 6 岩田寛 -13 7 竹谷佳孝 -12 永野竜太郎 -12 S・ビンセント -12 10 星野陸也 -11 順位の続きを見る
片岡尚之が若手を引っ張る!(撮影:福田文平)
<ブリヂストンオープン 最終日◇10日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>
初の単独首位から初優勝を狙った杉山知靖が、重圧に負けず逃げ切りで幕を閉じた今大会。2位に3打のリードがあったが、終盤までゲームを面白くしたのは23歳の片岡尚之だった。
2日目に「63」をマークして自身初の単独首位に立ったが3日目に緊張感から思うようなショット、パットができずに「71」と足踏み。その経験を生かした最終日は、首位と3打差ながら、「緊張感を集中力に変えられた」と前半から4つスコアを伸ばし、1打差に詰め寄って折り返した。
後半に入り14番までに2つのバーディを奪って、首位の杉山をとらえた。しかし、15、16番で連続バーディを奪った杉山に対して、バーディの欲しい16番パー5で2打目をミスしてパーに終わり、万事休す。「バーディが欲しいところで、ミスが出ました。力が入ったとかではなく普通のミスです。そこは課題です」。最終18番でもボギーに終わり、香妻陣一朗と並んで2位タイになったが、存在感は十分だった。
片岡の名前に馴染の少ない人も少なくはないだろう。2019年にプロ転向し、20年にツアーデビューを果たした片岡は、プロ転向後4試合目となった今年5月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」で、4打差を逆転してツアー初優勝を遂げたばかり。その片岡を筆頭に、今年は若手の台頭が目立つ。
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