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小祝さくら優勝のカギはスループレーにあり? “試練の3ホール”克服し「流れをつかむ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 工藤遥加 -8 小祝さくら -8 佐藤心結 -8 4 西村優菜 -7 5 渋野日向子 -6 大里桃子 -6 西郷真央 -6 山下美夢有 -6 9 稲見萌寧 -5 イ・ミニョン -5 順位の続きを見る

復調の小祝さくら 久々の優勝争いに身を投じる

復調の小祝さくら 久々の優勝争いに身を投じる(撮影:村上航)

<スタンレーレディス 2日目◇9日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6592ヤード・パー71>

首位と1打差の2位タイからスタートした小祝さくらが、1イーグル・4バーディ・3ボギーと3つ伸ばした。これでトータル8アンダーとして、工藤遥加、アマチュアの佐藤心結(みゆ、明秀学園日立高3年)と並ぶトップタイに浮上。あすは“鬼門”を克服し、今季6つ目となるタイトル獲得を狙う。

「それ切れちゃうの〜?」って感じの小祝さくら【写真】

2つ伸ばして迎えた8番パー5。ここで大きな見せ場が訪れた。残り190ヤードの2打目で3番ユーティリティを振り抜くと、これがピン2.5メートルにピタリ。「バーディ狙いで打ったら近くに寄っていました。(グリーンに)乗って2パットならいいなと思っていたら、意外と近かった」と無欲のショットがビッグプレーにつながった。

安定感を取り戻しつつある小祝だが、2日間のスコアボードを見ると、こんな共通点が浮かび上がる。それはアウトコースでは、2つのイーグルなど合わせて11ストローク伸ばしているのに対し、インコースでは3つ落としている、ということ。きょうも前半は「32」で、後半が「37」。これについて小祝は「休憩が長くてリズムが崩れ、10、11、12番が難しく感じられる」と話す。

特に187ヤードと距離の長い10番パー3は、2日続けてボギー。この3ホールはグリーンにやりづらさを感じているが、「(今週キャディの辻村明志)コーチとも、そこがよければ流れをつかめると話している。ここまでは10番のボギーで波に乗れていない。あしたはその3ホールで集中したい」と、優勝に向け乗り越えなければならい試練となる。とはいえ、選手数が減り、全選手が1番から出る1ウェイで行われる最終日は、インターバルなしのスループレーが基本。好調なアウトコースの勢いを、そのまま持ち込むこともできそうだ。

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