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石川遼が挑戦する米下部ツアーQT 現在のシステムをおさらい | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

石川遼が挑戦する下部ツアー予選会の仕組みとは?(撮影:米山聡明)

石川遼が再び米国を主戦場にすることを決意し、10月半ばの二次予選会にエントリー。来季の米下部ツアー、コーンフェリー・ツアーの出場権獲得を目指すことを宣言した。

石川遼のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

その石川が挑戦するQTの現在の仕組みを紹介しよう。

米PGAツアーでは2012年を最後に予選会から直接PGAツアーの出場権獲得ができるシステムを終了。13年から予選会で得られるのは下部のコーンフェリー・ツアーの出場権だけとなった。つまりビッグステージのPGAツアーで戦う前に下部のコーンフェリー・ツアーで経験を積ませようというのがPGAツアーの考えで、あるいは石川のようにPGAツアーのカードを失った選手が再びカムバックできるための場所でもある。

QスクールやQTと呼ばれる現在のシステムだが、正しくはクォリファイング・トーナメントという。現在は4つのステージに分かれており、まずはプレクォリファイング (8月・全米7カ所)、ファーストステージ(9月・全米13カ所)、セカンドステージ(10月・全米5カ所)を経て11月のファイナルステージ(最終予選会)で行われる。

石川は20年の「全米オープン」予選通過選手としてセカンドステージからの出場が可能。もしくは10月12日現在で日本ツアーの賞金ランキング5位内に浮上すればファイナルからの出場が可能となる。

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