石川遼の励みになる下部ツアーからのサクセスストーリー【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・バーンズ -22 2 N・ワトニー -21 C・ヤング -21 4 A・ランドリー -20 H・バックリー -20 H・ノーランダー -20 T・マリナクス -20 8 キム・シウー -19 S・ティーガラ -19 S・リーブス -19 順位の続きを見る
下部ツアー出身のサム・バーンズは着実に階段を上がっている(撮影:GettyImages)
米ツアーの新シーズン第2戦、サンダーソンファームズ選手権は、25歳の新鋭サム・バーンズが勝利し、通算2勝目を達成した。
ライダーカップ翌週の大会とあって、世界ランキング上位選手たちの姿はなく、今大会出場選手の中で世界ランキング最高位は25位のバーンズだった。そのランク付け通り、バーンズがチャンピオンに輝いたのだが、彼を勝利へ導いたものは、ランキングというよりは、彼が積み上げてきた経験だった。
上位7人が初優勝をかけて挑んだ最終日は出だしから大混戦になった。優勝争いに絡んでいた選手たちの大半は、下部ツアーのコーンフェリー・ツアー出身で、プロとして試合に臨む経験そのものは決して少なくない。
しかし、高額賞金やシード権がかかり、大観衆やテレビ視聴者など大勢の視線を感じる米ツアーで、初優勝を挙げるためのハードルは高く、最終組のキャメロン・トリンガルとルーキーのサヒス・ティーガラはスコアリングに苦しみながら後退していった。
プレッシャーに揺れる上位陣に付け入る隙ができれば、優勝経験のある選手たちが間隙を縫って追撃をかける。通算5勝のニック・ワトニーがスコアを7つ伸ばす快進撃で首位フィニッシュすると、そのワトニーに追いつき追い越したのが、バーンズだった。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports