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「いけます!(笑)」 前回覇者・原英莉花が最後に見せた魂のガッツポーズ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 西村優菜 -9 2 西郷真央 -7 勝みなみ -7 上田桃子 -7 5 川崎春花 -4 山下美夢有 -4 宮里美香 -4 大里桃子 -4 9 森田遥 -3 鈴木愛 -3 順位の続きを見る

最後に気迫のバーディ締め 残り2日…「まだいけます!」

最後に気迫のバーディ締め 残り2日…「まだいけます!」(撮影:岩本芳弘)

<日本女子オープン 3日目◇2日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>

昨年覇者にとって厳しい一日となったが、最後は望みをつなぐバーディを奪い、力強いガッツポーズで締めくくった。原英莉花は、3アンダーの4位タイから第2ラウンドをスタートしたが、ダブルボギーを2つ叩くなど「76」。トータル2オーバーと大きくスコアを落としたが、45位タイでかろうじて予選通過を果たした。

エリカがスーツに着替えたら…

渋野日向子、稲見萌寧とともに大ギャラリーを引き連れての戦いは、出だしの10番で2メートルのバーディパットを沈めてのガッツポーズから始まった。しかし12番でボギーを叩くと、13番では4パットのダブルボギー。「グリーンが乾いてきて、急に速くなってきた時に4パット…。そこから流れが悪くなりました」。

続く14番ではバウンスバックを決めたが、ちぐはぐな展開はなかなか戻らない。15番で1つ落とすと、難関の17番では2つ目のダボが来てしまった。ティショットでしっかりフェアウェイをとらえたものの、そこがディポットという不運もあった。セカンドでグリーン右下に落とすと、砲台グリーンに乗せるためアプローチを2回打つはめに。「グリーンも小さいし、外すと難しい場所で、どんどん流れが悪いゴルフになってしまった」。8番を終えてトータル3オーバー。その時点でのカットラインに1打足らないまま、最終9番を迎えた。

だがそのラストホールで、残り145ヤードからのセカンドをピン左4.5メートルにつけると、これをねじ込むガッツバーディで息を吹き返した。「死んでもショートさせないと思って打ちました。結構強かったと思います」。その気持ちは、硬く握られた拳から見る者にも伝わってきた。結果的にカットラインは3オーバーまで下がったため、ここがパーでも通過だったが、気迫で奪ったバーディは明日につながるはずだ。

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