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40度近くの高熱が4日間… 宮里優作がコロナ陽性から復帰戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

高熱もすっかり下がってこの笑顔(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープン 事前情報◇22日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6967ヤード・パー72>

最高気温が30度近くまで上がった京都の城陽CC。午前中でも蒸し暑く、額に汗をにじませながら「こんなにアップダウンきつかったかな?」と苦笑い。宮里優作が、コロナ感染からの復帰戦を迎える。

大笑いしながら練習ラウンドを回る遼【写真】

8月20日、「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」の第2ラウンド開始前に体調不良で棄権。「夜中にふと起きたら熱があって、朝になったら37度5分。これはまずい」と、そのまま北海道内の施設で療養した。「熱がしんどかったですね。39度が4日間続いて、40度を超えているときもありました」。

さいわい重い後遺症はなかったが、ラウンドをしても息が切れ、距離感や細かな感覚もまだ戻っていない。前週の「ANAオープン」から出場は可能だったものの、大事をとってスキップ。9月頭ごろからクラブを握りはじめ、前週はトレーニングに充てて復帰に備えた。外出は控え、感染予防も徹底していた中での感染。「免疫力が下がるとどこでも感染するんだなと。忙しかったのもあったので」と改めて気を引き締める。

久しぶりの大会で、この日はハーフ9ホールをプレー。距離は短いが、自然の起伏を生かしたレイアウトでアップダウンの激しいコースに「こんなにきつかったかな。年をとったのと、コロナと、どっちもかな」と思わず苦笑。加えて、予選ラウンドは世界アマチュアランキング1位の中島啓太、今季1勝、3季連続賞金王を目指す今平周吾と旬な若手2人との組み合わせ。「とんでもない組に入ってしまったので、邪魔しないように(笑)。とにかく4日間できたら、最高ですね」と、まずは試合勘を取り戻しながらの1週間になりそうだ。(文・谷口愛純)

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