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石川遼、林越えショットの秘訣は「低い球を打つイメージ」!?【GOLF Net TVレッスン】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

林越えの状況で石川が一番気を付けていることとは…?

今月17日に30歳を迎えた石川遼。国内ツアーですでに17勝を挙げ、数々の最年少記録を打ち立てているが、そんな石川の持ち味は、ダイナミックなスイングから繰り出される豪快なドライバーショット。今季も平均飛距離297.78ヤードをマークして、ツアー12位につけている。一方で、FWキープ率は51.59%の87位となっており(※9月19日時点)、プレー中はティショットを曲げて、トラブルを招くことも少なくない。林でセパレートされた林間コースなどでは、隣ホールからセカンドショットなんてことも…。

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「まあ、良くありますね(笑)でも、隣のコースであれば、ラッキーなことにスイングできますし、ライが良ければ林越えを狙っていきます」。トラブルショットについて質問された石川は笑顔で答えてくれた。「1番大事なのは目の前の林をしっかりクリアすること。まず、使うクラブのロフトに対して直角な線を引いたときに、林の高さを越えるかを確認します。越えているなら、基本的にそのクラブなら、林に当たらない角度に飛ぶはずと分かりますから」

林越えという状況なら、プロの技術で球の高さを出していくのかと思いきや、意外にも石川が一番気を付けているのは「過度にボールを上げないこと」だという。

「ボールを上げに行こうと体の軸を崩してしまうと、ボールに対してのコンタクトも乱れてしまいます。いかに、クラブのロフトを信じて打てるかがキーになります。特に林越えでは、必然的に目線が上に行きやすいので、目線を上げない素振りを意識したいですね。遠めから見たときに“低い球を打とうとしてるのかな?”と見えるようなフィニッシュがいいでしょう。いかに普段通りのボールコンタクトができるかが一番大事なんです」(石川)

これまでも石川のトラブルショットの考え方について、さまざまな状況で聞いてきたが、一貫しているのは“無理しない”こと。優勝のかかった1打といった状況であれば話は変わるのだろうが、スコアを崩さず、トラブルをチャンスに変えるには、冷静な状況判断が何より大切なのだろう。

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