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“直ドラ”で2オン狙い 石川遼に聞く劇的ショットの裏側【GOLF Net TVレッスン】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

石川遼が考える“直ドラ”でグリーンを狙うショットとは…?

国内男子ツアー17勝、28歳の史上最年少で生涯獲得賞金10億円を突破するなど、日本を代表するプロゴルファーの一人である石川遼。その成績もさることながら、石川のプレーの魅力は何と言っても、ピンチをチャンスに変える劇的なショットにある。

たとえば、地べたからドライバーを打つ“直ドラ”でグリーンを狙うショットもそのひとつ。ティショットを右の林に打ち込み、グリーンを真っすぐ狙えない状況でも、直ドラで大きなスライスをかけて届かせたりする。この劇的なショットを打つ際、石川はどんなことを考えているのか? 本人に直撃してみた。

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「直ドラならではのメリットがあります。それはティアップせずに打つドライバーがもっとも“左に行く要素が少ない”クラブであること。コース右サイドのラフにいて、左がすべてOB、グリーンを狙うには必ずに右に曲げていきたいという状況で、スライスをかけにいくなら3番ウッドよりもドライバーのほうがかなり楽にかかります」(石川)

ドライバーのスライスに悩むアマチュアゴルファーは多いが、石川の直ドラはこのつかまりにくさを逆手に取ったものだったのだ。では、打ち方の注意点は?

「地面にあるボールを打つにはヘッドを鋭角に、ダウンブロー気味に入れる必要があります。その動きもまた、スライスをかけやすい要素になりますからね。通常のセットアップよりもボールは右に、スライスをかける上で保険をかけたいのでオープンスタンスを取ります。さらに、通常は手首を返していきますが、スライスをかけたい場面では返さず抜いていきます」(石川)

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