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「Qスクールに目が向いている」 渋野日向子が見据える“実りの秋” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

渋野日向子は年末の米予選会に向け、順調に歩みを進めている(撮影:米山聡明)

住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇16日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6502ヤード・パー72>

渋野日向子が大逆転勝利を果たした南愛知に戻ってきた。2年ぶりの出場を前に、2日間の練習ラウンドを終え、「優勝時のイメージを残しつつ、また違うゴルフができたらいいなという感じです」と、成長した姿で臨む決意を示した。

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2年前は渋野にとっても驚きの優勝だった。最終日を首位と8打差で迎えると、最終組の7組前からスタートし、猛チャージを見せた。前半で4つ伸ばすと後半でも4バーディ。「64」をマークしてホールアウト。途中から強風が吹き荒れる展開のなか、渋野より1時間以上あとにティオフした上位勢が風に翻弄されスコアを崩す中、奇跡の逆転劇が生まれた。

そんな思い出の地ではあるものの、今の渋野には爆発的なスコアや猛チャージ、バーディラッシュ以上に大事なことがある。米ツアーへの出場権を得るために参戦する11月末からの予選会(Qスクール)に向けて調子を落とさないことだ。

「今は5点か6点くらいです」と、想定される満点ゴルフの半分程度の状態。スイング改造、クラブ変更、コースマネジメントの改革とやるべきことが多いなか、今は「4点以下にさせないように、やっている事をしっかりやり切るというのが大事だと思う」と、米ツアー参戦後も見据えた成長過程の途中で、内容に重きを置いている。

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