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稲見萌寧が悲願の初メジャー制覇へ1打差2位 オリンピアン同士の最終組が実現 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 西郷真央 -12 2 大山志保 -11 稲見萌寧 -11 4 イ・ミニョン -9 5 勝みなみ -8 植竹希望 -8 7 高橋彩華 -7 金澤志奈 -7 9 藤田さいき -5 穴井詩 -5 順位の続きを見る

悲願成就まであと少し 稲見萌寧がいざ逆転Vへ

悲願成就まであと少し 稲見萌寧がいざ逆転Vへ(撮影:佐々木啓)

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目◇11日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

優勝するたびに目標の1つに挙げてきたメジャー制覇に大いに近づいた。今季7勝の稲見萌寧がムービングデーに「65」と7つ伸ばし、首位と1打差のトータル11アンダー・2位タイに浮上した。

東京五輪会場で撮影!“JAPAN”のウェアを着た稲見萌寧のドライバースイング【連続写真】

「ショットが近くについてくれて、チャンスが多かった」と、稲見らしいゴルフでチャージをかけた。前半だけで4つのバーディを奪うと、後半も15番までで3バーディ。17番は2打目をペナルティエリアに入れてボギーとしたが、「自分がミスショットして入ったわけじゃない。ナイスショットしたときにアゲインストが強くなった」と意に介さず。言葉通り18番で4メートルを沈めて帳消しにし、ド派手なラウンドを締めくくった。

これで最終日は首位に立つ西郷真央、そして稲見と並ぶ2位タイの大山志保と同組に。大山はリオ五輪日本代表で、稲見は記憶に新しい東京五輪銀メダリスト。日本の女子プロNo.1を決める戦いで、オリンピアン同士の最終組が実現した。

同じように五輪に出たからこそ分かるメダルの重さ。大山は言う。「本当に素晴らしい選手。年齢はだいぶ離れていますが尊敬しています」。また、ゴルフ以外にもかっこよさを感じているという。「歩き方がすごくかっこよくて好き。私もキックボクシングをやりたいと思っていた(笑)。稲見さんのほうが先に表に出てしまいましたが、私もオフにやろうと思っています」と、トレーニングからくる佇まいも好きだと話した。

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