• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 首位で後半に入るも… 富士桜を沸かせたケンシロウは無念「いい経験と言いたいですが…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

首位で後半に入るも… 富士桜を沸かせたケンシロウは無念「いい経験と言いたいですが…」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 今平周吾 -12 2 石川遼 -8 池上憲士郎 -8 4 金谷拓実 -6 5 S・ノリス -5 C・キム -5 木下稜介 -5 8 高山忠洋 -4 S・ビンセント -4 大岩龍一 -4 順位の続きを見る

今平周吾と健闘をたたえ合う池上憲士郎

今平周吾と健闘をたたえ合う池上憲士郎(撮影:岩本芳弘)

フジサンケイクラシック 最終日◇5日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>

大金星目前だった。大会過去2勝の石川遼、2年連続賞金王の今平周吾との最終日最終組で惜しくも散った池上憲士郎。ウェイティングから入った今大会では台風の目となったが、ノーマークの存在から優勝を遂げられるほど、相手は甘くなかった。

ケンシロウよ、よくやった【大会写真】

29歳にとって悔しい結果となった。「前半で流れをつかみかけていたときに、パー5でしっかり獲れなかったので、それがやっぱり大きかったかなと思います」。最初の3番パー5こそバーディを奪ったが、その後は3つのパー5で取りこぼし。9番を終えて単独トップで後半に入ったが、そこから伸ばすことができず今平にかわされた。

逆転は許したが、それでもノーシード選手とは思えない粘り強いプレーで食らいついた。16番のパー3では、左に池が待ち構える左ピンを果敢に攻めた。「800万円を狙っていました。どうせやったら(笑)」と、ホールインワン賞も狙っていたという度胸の持ち主。ここでピンにつけるショットでバーディを奪ったが、17番のパー5をパー、最終18番でも1ピンの長さのパーパットを外し、石川と並んで2位タイに終わった。

「ウェイティングからまさかね。木曜日の朝に入って、最終日最終組で回れて、本当にいい経験ができたなと言いたいですけど、最後のアレ(パーパット)が外れちゃうと、いい経験というより悔しさのほうが大きいです」。単独2位であれば初シードに向けて大きく前進していたが、それでもベストフィニッシュに変わりない。

関連記事