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「自分を変えないと」 岩井千怜が“攻撃的ゴルフ”でつかんだプロ初優勝 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩井千怜 -10 2 上野菜々子 -10 3 山本薫里 -9 4 岩井明愛 -8 5 阿部未悠 -7 6 倉田珠里亜 -5 7 石山千晶 -4 天良枝里子 -4 後藤未有 -4 10 橋添穂 -3 順位の続きを見る

岩井千怜が姉・明愛よりも先にプロ初タイトルを手にした(写真:大会事務局提供)

岩井千怜が姉・明愛よりも先にプロ初タイトルを手にした(写真:大会事務局提供)

カストロールレディース 最終日◇3日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6420ヤード・パー72>

トータル10アンダーで並んだルーキー同士のプレーオフ。その決着は、2ホール目についた。上野菜々子が、第2打を池に入れてダブルボギー。岩井千怜(ちさと)にとっては、2パットでも優勝という場面だったが「緊張し過ぎて最後は手が震えていました。2パットでも優勝ってわかってはいたけど、それでも緊張していました。うれしいですね。その他は何もないです」と、しびれる時間になった。

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2日目を終え単独首位に立っていた姉・明愛(あきえ)との3打差を追ってスタートした。「あきちゃんに追いつこうと思ってスタートして、ハーフのときにも頭に浮かんだ。どうかなと思いつつ回っていました」。前半から3つ伸ばし、途中トップの座についた。しかし上野も伸ばし、最終18番に入った時には1打のビハインドを背負っていた。

「私は守ってしまって伸ばせない。自分を変えないとと思っていた。だから、きょうは攻めようと思ってプレーしました。パッティングも強気でいきました」。そんな思いが、まさに結実した優勝劇だった。17番では7.5メートル、最終18番も6.5メートルのバーディパットをねじ込んだ。こうして最後の最後に、上野をとらえた。

その強気は、優勝がかかったプレーオフでも変わらない。「最終18番とプレーオフの2ホール目の2打目はピンを狙って打てた。自分のなかで1ランク上がったというか、試合のなかで成長できた部分だと思います」。これまでに自分の性格について問われると“慎重”と分析してきた。一方、双子の姉については“いい意味で大雑把”とも。そんな姉をもしのぐような攻撃的な姿勢を貫いた。

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