
体調不良で米ツアーを一時撤退 上原彩子が6カ月ぶり日本ツアー出場 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
約6カ月ぶりに日本ツアー出場の上原彩子 (撮影:鈴木祥)
<ゴルフ5レディス 事前情報◇2日◇ゴルフ5カントリー 四日市コース(三重県)◇6563ヤード・パー72>
4月からの体調不良が悪化した影響で、出場予定だった7月の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」を欠場して地元沖縄で療養していた上原彩子が、3月の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」以来6カ月ぶりに日本ツアーに出場する。
原因は4月から出た湿疹(しっしん)の悪化だった。アメリカの病院に通いながらプレーを続けていたが、日に日に状態は悪くなり、かゆみで夜も寝られない状態に。エビアンの2日前という状況だったが、「これでまた違う病気になってしまっても…」と帰国を決断。2週間の隔離を経て地元・沖縄に戻った。
沖縄に戻ってからは薬も一時ストップして、汗をかかないようにクーラーの効いた部屋で過ごして回復を待った。そして、8月中旬に状態が良くなってきたこともあり練習を再開。今大会の推薦をもらえることとなり出場する運びとなった。とはいえ、はっきりとした病名は出ておらず、現在も検査が続いているという。
それでも久々の試合に「ゴルフの調子も悪くないですし、久しぶりの試合で楽しみです」と胸を躍らせている。状態を見てとなるが、9月24日開幕の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」から米ツアーに復帰予定。今年で米ツアー参戦9年目だが、「できる限り、アメリカで戦いたい」と話す37歳。まずは療養明けの母国での戦いで復帰に向けた一歩目を踏み出す。(文・秋田義和)
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