あわやプロ初の予選落ちから大まくり 金谷拓実の“ちょっと意外”な記録 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
実は予選の平均ストロークが堂々1位!(撮影:岩本芳弘)
<フジサンケイクラシック 事前情報◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
プロ入りから、これで早くも日本ツアー11試合目。ここまでトップ10を外したのは2回のみと、アマチュア時代からの勢いを落とすことなく活躍し続けている金谷拓実。賞金ランクは現在3位、総合力を表わすメルセデス・ベンツ トータルポイントランキングでも3位と各スタッツで軒並み上位につけているが、その中でひとつ、本人にとっても“意外な1位”がある。
「そんなに良いスコアで回っているイメージもないし、今年も良いプレーができたのは中日クラウンズくらい」という初日のプレー。しかし、シーズンのスタッツを見てみると、イメージとは正反対の結果が待っていた。予選カット前の平均ストロークは「68.75」。なんとツアー単独トップの好スコアだ。ちなみに2位がチャン・キム(米国)の「69.11」、3位が大槻智春の「69.12」となっている。
「自分では全く手応えがないですが、初日から良いプレーをしたいな、というのは毎週思っています」。前週の「Sansan KBCオーガスタ」でも初日を終えた時点で98位タイ。プロ初となる予選落ちの危機だったが、2日目から巻き返し始め、3日目に14位タイ、最終日は「67」をマークして、結局4位タイの好成績で大会を終えた。
そんな“大逆転”を経て迎える「フジサンケイクラシック」。アマチュアとして出場した前回は5位タイに入っている。ちなみにこのときは、36位タイ発進から3日目に「65」をマークして一気に単独4位に浮上。最終日は首位と3打差からスタートして上位争いに加わった。
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