「今となってはネタですね」 記録に残らなかったぶっちぎりV、今野大喜と芥屋の因縁 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 今平周吾 -8 S・ビンセント -8 清水大成 -8 4 今野大喜 -7 坂本雄介 -7 6 S・ハン -6 7 阿部裕樹 -5 中西直人 -5 池田勇太 -5 武藤俊憲 -5 順位の続きを見る
日没サスペンデッドの初日、今野大喜はなんとかホールアウトできた(撮影:岩本芳弘)
<Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 初日◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7210ヤード・パー72>
「形としては残らないけれど、このスコアは自信になりました。こればかりはしかたないですね…」。3年前の芥屋でそう語ったが、内心はそう簡単に割り切れない。「こんなことあるの!?」。
初日首位発進! 清水大成のさわやか笑顔に女性ファンが急増中【大会フォト】
「Sansan KBCオーガスタ」初日、7アンダー・暫定4位発進を決めた今野大喜。2018年に日大4年でプロ転向、今季は下部ツアーとのかけもちでレギュラーツアーに初の本格参戦だ。「大会は初出場だけど、コースはチャレンジでも回っているし、2018年に回ったときは、すごい調子がよかったんですよ」。さかのぼること3年前。大学4年で出場した、最後の「日本アマチュアゴルフ選手権」の会場が芥屋だった。
しかし、この年は記録的な豪雨が西日本を襲い、悪天候で第2ラウンドが順延。今野は36ホールを終えてトータル12アンダー・暫定首位。金谷拓実や桂川有人、現在世界アマチュアランク1位の中島啓太らを抑え、2位に7打差をつける独走状態だった。「2日目が終わってぶっちぎっていたら、全員が36ホール回りきれなくて試合不成立。こんなことあるの!?って思ったけど、今となってはネタとして笑ってもらえるので、よかったです(笑)」。当時、日本アマ史上で競技不成立となったのは初のこと。ケロリと笑うが、KBCオーガスタでの好発進はその“消化不良”分の思いもあったのかもしれない。
奇しくも、本大会初日は雷雨のためにスタートが大幅に遅延。午後組でスタートした今野は、日没サスペンデッドギリギリでホールアウト。最終ホールの3打目はすでにボールも見えづらい状況だったが、駆け足でなんとかフィニッシュ。ボギーフリーの7アンダー、この時点で首位と1打差の好スタートを決めた。
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