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小祝さくら、大逆転Vは悪天候への自信「強風の時はスリークォーター」【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

小祝さくらが逆転優勝!

<CAT Ladies 最終日◇22日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>

2年ぶりの開催となった国内女子ツアー「CAT Ladies」。首位の稲見萌寧と4打差でスタートした小祝さくらが4バーディ・3ボギーの「71」をマーク。トータル7アンダーで逆転し、今季5勝目、通算6勝目を自身初の2週連続Vで飾った。

ショベルカーに乗って笑顔の小祝さくら【写真】

この日は最大15メートル近い強風が吹きつけ、単独トップで立っていた東京五輪銀メダリストの稲見萌寧は後半に6ストローク落とす大乱調で「77」。アプローチした球がグリーン上で風で遠ざけられるなどして、トータル5アンダー・2位タイでフィニッシュとなった。

勝因は「アイアンショットが良くて今週はそこに救われた」。悪天候に強いと自認するため「今日スタート前も風が強い予報が出ていたので、風が強ければ全然自分にもチャンスはない訳じゃないなって思って、逆にプラスに考えることができた」と、静かに燃えていた。そして、悪天候に強い理由を問われ、こう分析する。

「スリークォーターで打つ練習を結構するんですけど、それを打てる事によって、風が強い日とかに使えたり、難しい時も耐えたり出来たので、強い球が打てるようになったのはすごく大きいですね。フルショットだと球が上がって上体も起きやすくなるので、スリークォーターの方がしっかりと体が浮かずに球を捉えられて強い球が出るイメージ。風がアゲインストとか横風が強い時はそういうショットでやったりします」

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