• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • ロングシーズンの年間王者は誰の手に? プレーオフシリーズがいよいよ開幕【PGAツアー公式コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ロングシーズンの年間王者は誰の手に? プレーオフシリーズがいよいよ開幕【PGAツアー公式コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2020年年間王者のDJ(撮影:GettyImages)

ブラント・スネデカーのプロとしてのキャリアスタートは、2007年にまでさかのぼる。当時は賞金ランキングトップ3のタイガー・ウッズフィル・ミケルソンビジェイ・シン、4位のスティーブ・ストリッカー、7位のジム・フューリク、13位のマーク・カルカベッキアといった、圧倒的な存在感を誇る中堅、ベテラン選手がそろっていた。

全英に参戦!原英莉花が会社員だったらこんな感じ?

そして、フェデックスカップ・プレーオフシリーズがスタートしたのも同年。「プレーオフシリーズに関しては、全員がある意味“ルーキー”だった。メンバー全員が同時になにかのルーキーという状態は、かなり珍しい。とても楽しみだ」とスネデカーは当時語っていた。

PGAツアーが行おうとしていたのは、他競技と同じように、シーズンの締めくくりに年間チャンピオンを決めること。新しい試みではあったが、たった15年ですっかりツアーのビッグイベントとして定着し、これまで様々なドラマを生んできた。今では、フェデックスカップなしのプロ人生を知らないツアーメンバーが大半で、どの選手もシーズンの集大成としてプレーオフに目標をさだめている。

フェデックスカップは、トップ選手の構成にも変化をもたらした。07年はトップ10選手の平均年齢が34.2歳だったのに対し、今シーズンはレギュラーシーズン1大会を残した時点で28.7歳。これまでプレーオフシリーズが行われた14シーズン中、9シーズンで、総合優勝者はレギュラーシーズン後にトップ10入りしていることも関係しているだろう。

現在の10選手を見ると、コリン・モリカワ、ジョーダン・スピースパトリック・キャントレーハリス・イングリッシュジョン・ラームと、そうそうたるメンバーがトップ5入り。6位以下を見ても、エイブラハム・アンサーブライソン・デシャンボールイ・ウーストハウゼンジャスティン・トーマスサム・バーンズと、誰が年間王者に立っても不思議ではない。

関連記事