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ネリー・コルダがなんとか逃げ切り! 金メダルは獲ったけど…「ストレスであっという間に歳をとっちゃう」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 N・コルダ -17 2 稲見萌寧 -16 3 L・コ -16 4 A・アショク -15 5 H・グリーン -13 E・ペダーセン -13 7 S・メドウ -12 8 フォン・シャンシャン -11 9 笹生優花 -10 キム・セヨン -10 順位の続きを見る

世界1位が堂々の金メダル!

世界1位が堂々の金メダル!(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(女子) 最終日◇7日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

2日目の猛攻はどこへやら、週末2日間はなかなか厳しい展開が待っていた。2日目に「62」を叩きだして単独トップに躍り出たネリー・コルダ(米国)。周囲もどんどんスコアを伸ばす中、3日目は「69」と停滞。なんとかトップを守り抜いて最終日を迎えたが、「リディアもモネもすごくいいプレーをしてたから、後ろからのストレスがすごかった」と、なんとか逃げ切るので精一杯だった。

銀メダルを手に満面の笑みを見せる稲見萌寧【大会フォト】

2位に3打のリードを持ってスタート。2番でバーディを先行させたが、その後は我慢が続く。その上、7番パー3でダブルボギーを叩いて後続との差は縮まるばかり。「スポーツの世界では、全部うまくいくときもあれば、一生懸命やっているのに全然ダメなときもある」。これまでの経験からそんな持論を持って戦ってきたが、プレッシャーは増す一方だった。

メダル争いが佳境を迎えた17番で、雷雲接近のため競技が一時中断。このあいだに気分を変えてくれたのが、姉のジェシカ。「64」をマークして先にホールアウトしていたジェシカと待機中のクラブハウスで、「おしゃべりしてリラックスできた」と気分転換。再開後は再び集中力を取り戻し、最終決戦となる最終ホールへと向かった。

自分が立っている位置を把握したのは、18番のセカンドショットを待つあいだ。グリーン上でプレーする稲見を見ながら、トップタイに並ばれていることに気がついた。ここで稲見が落として1打差でホールアウト。重圧がかかるなか、緊張のバーディパットを寄せてパーを決めると、首位でフィニッシュ。母国へ捧げる金メダルを勝ち取り、やっと笑顔をのぞかせた。

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