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「コロナに感染してしまって…」 A・アショクが“15ヤード減”の理由を告白  | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

病み上がりでも好プレー インドの新鋭が存在感を放っている(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(女子) 3日目◇6日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

世界ランクは200位。インド代表として2016年リオ大会に続く2度目の五輪出場となったアディティ・アショクの快進撃が止まらない。3日目も「68」と伸ばし、トータル12アンダー・2位から首位との3打差を追う。

貢献度全体1位! アショク最大の武器はこれ【大会フォト】

今大会の平均飛距離が230ヤードに満たず、ドライビングディスタンスのスタッツでは全60選手中59位。そのハンデを覆しての活躍が、大きな驚きをもって伝えられた。3日目のラウンド後にも飛距離に関する質問が投げられたのだが、その時にアショクは、こんな事実を明かした。「5〜6月にかけて新型コロナウイルスに感染してしまったの」。そしてこの影響で、復帰後15ヤードほど飛ばなくなってしまったのだという。

5月に行われた米国女子ツアー「ピュアシルク選手権」出場のために受検したPCR検査で、陽性反応を確認。そこから2週間は自主隔離の必要もありプレーすることができなかった。「ずっとネリーとナンナ(同組だったネリー・コルダナンナ・コルザ・マジソン)に50ヤードは置いていかれていたわ」と振り返ったが、それでも堂々とメダル争いに食らいついている。

インドでは、ゴルフのメジャー大会よりも五輪のほうが、大きな関心をもたれるスポーツイベントだという。「あと1日だけど、精神的に長く感じるはず。耐えて、天気がいいことを祈って、いいプレーができるようにしたい」。母国にゴルフ競技で初となるメダルを持ち帰れば、ツアー優勝以上の盛り上がりをみせるはずだ。

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