ライバル?チームメイト? つれないP・リード&C・モリカワの関係性 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ストレイカ -8 2 J・ジェーンワタナノンド -7 3 T・ピータース -6 C・オルティス -6 5 J・B・ハンセン -5 J・ベガス -5 J・パグンサン -5 8 S・ムニョス -4 P・ケーシー -4 A・ラヒリ -4 順位の続きを見る
コリン・モリカワはまずまずの滑り出し(撮影:福田文平)
<東京五輪ゴルフ競技(男子) 初日◇29日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>
今シーズン、注目度が急上昇中のコリン・モリカワ(米国)が、霞ヶ関CCでも魅せてくれそうだ。今年の「全英オープン」でメジャー2勝目を挙げた勢いそのままに東京五輪入り。初日は2アンダーで回って20位タイと上々のスタートを切った。
「ローリーとソンジェと並んでスタートティに立った瞬間のことは、一生忘れられない。でも、勝つために来たからもっと良いゴルフをしないと」と五輪の舞台を楽しみつつ、目指すのはメジャーに続くビッグタイトルだ。
60人の頂点をかけて戦うが、チームUSAとしての意識も忘れていない。選手村での滞在を楽しみつつ、「ザンダー、JTとは何度も練習ラウンドを回ったし、一緒に食事をとったりしている」。ブライソン・デシャンボーの欠場で、急きょ出場が決まったパトリック・リードも昨日からチーム入り。水曜に会場入りして事前練習は下見だけという、超ハードスケジュールで参加したチームメイトに、「競争相手だけど、仲間だから」と、開幕前日には軽いコースメモの情報共有も行った。「ずっと世界のトップを走ってきた選手だから、コースメモを見ながらプレーすれば実力を発揮できる。今のところいいプレーをしているみたいだし、よかった」と笑う。
そのリードは、モリカワのひと組後ろで回って3アンダーの12位タイ発進。「それぞれプレースタイルが違うから、他の選手が助けてくれる部分は限られている」とつれないコメントを残しつつ、ホールアウトして2人が顔を合わせれば、ちょっかいを出し合って健闘をたたえ合う。金メダルを手にするただ一枠をかけて、星条旗を背負ってともに戦っていく。(文・谷口愛純)
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