発熱からのカムバックで3位発進のT・ピータース ベルギーでメダリストは“伝説級” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ストレイカ -8 2 J・ジェーンワタナノンド -7 3 T・ピータース -6 C・オルティス -6 5 J・B・ハンセン -5 J・ベガス -5 J・パグンサン -5 8 S・ムニョス -4 P・ケーシー -4 A・ラヒリ -4 順位の続きを見る
好スタートを切ったトーマス・ピータース メダル獲得で“伝説の男”になれるか(撮影:GettyImages)
<東京五輪ゴルフ競技(男子) 初日◇29日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>
リオ五輪で112年ぶりに五輪に復活したゴルフ競技。今回は東京に舞台を移し、初日の競技が行われた。会場は霞ヶ関カンツリー倶楽部。この時期は酷暑で、選手や関係者も暑さには悲鳴を上げている。そんななかで行われたファーストラウンドでは、ベルギー代表のトーマス・ピータースが1イーグル・4バーディの「65」で回り、6アンダーの3位タイ発進を決めた。
ピータースは欧州ツアー4勝を誇り、リオ五輪にも出場。メダルを逃したものの4位に入っている実力者。今回も“五輪経験者”として落ち着いたプレーを披露している。
ところが前日までは、こんなスコアが出るとは思っていなかったという。実はピータース、発熱や倦怠感があって、前日までは体調不良を訴えていた。そのため後半のINコースは一度も練習ラウンドできずに本番に入った。「キャディがいうとおりの場所に打っただけ」と、“ブラインドゴルフ”状態が逆に奏功したという。
発熱で心配されたのはコロナ陽性だったが、検査の結果は陰性。「おそらく火曜日に十分な水分を摂らなかったのと、時差ボケかなと。でも実際のところはなぜだか分からないんだ」。長旅による疲れと酷暑の中で適正な水分補給ができなかったため、体調を崩していただけではないか…と、まずはコロナ感染でなくひと安心。
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