イングランドのチャーリー・ハルが五輪辞退 ジョージア・ホールが代表へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
チャーリー・ハルにとって日本は遠かった(撮影:GettyImages)
28日付けの世界ランキングで女子の東京五輪の代表選手が確定したが、イングランドでは38位のメリッサ・リードに次ぐ2番手だった同41位のチャーリー・ハル(25歳)が29日、自身のインスタグラムで出場辞退を発表。イングランド代表には世界ランキング51位で2018年の「全英女子オープン」覇者のジョージア・ホールが繰り上げ出場となった。
ハルは、「ここ数カ月のあいだ、今年の五輪で現在の渡航の厳しさとスケジュールから、自分のベストなパフォーマンスができるかどうかをとても長く、深く考えてきた。自分の国を代表して戦うことはもちろん対年名誉なことだけれど、今年は渡航しないというとても厳しい決断をしなければならなかった。5年前のリオデジャネイロではすばらしい思い出があるから大変難しい決断だった」と心境を打ち明けた。
また、「東京でのイングランド選手団のプレーをしっかりと見守って、彼らの活躍を期待している —チャーリ—」とメッセージを投稿した。
13年にプロ転向したハルは同年に欧州ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。16年のリオ五輪にはイングランド代表として出場し、同年の「CMEグループ・ツアー選手権」で米ツアー初優勝を挙げた。
すでに五輪ランキングはジョージア・ホールの名前に変わっている。(文・武川玲子=米国在住)
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