レギュラーに出られるけど…“志願の”ステップ出場！ Sky所属・仲宗根澄香が恩返しの連覇へ「いいプレーで感謝を伝えたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ホステスプロとして大会をしっかりPR？仲宗根澄香が気合十分（撮影：福田文平）

＜Sky レディースABC杯 事前情報◇28日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇ 6590ヤード・パー72＞

前回2019年女王で、大会を特別協賛するSky所属のホステスプロ・仲宗根澄香が、“志願”の出場で恩返しの連覇を目指す。本来であればレギュラツアーが主戦場の仲宗根は、7月1日開幕の「資生堂レディス」の会場にいるはずだが、それを取りやめ。「最初から決めていた」と下部のステップ・アップ・ツアーで今週戦う。

初々しい！5年前、プロテスト合格直後の仲宗根澄香【写真】

開幕前日、蒸し暑さが増す兵庫県のコースで、18ホールの練習ラウンドを敢行。コースの印象については、「例年よりもグリーンが硬い気がする。時季的なものもあるのか、これまではもっと止まっていたように感じたけど、きょうはランが出てたなというのが印象に残りました」と話す。あとはその変化に感覚を合わせていくだけだ。

状態については「すごくいいわけではない。（出球の）フックが強くなっているので、そこを修正したい」と課題も残す。それでも「頑張りたい試合。最終日に向けてよくしていきたい」と、所属プロとして、そしてディフェンディングチャンピオンとして強い気持ちで乗り越えていく。

2年前、この会場で大会2勝目を挙げた。するとこれが縁となり、昨年3月にソフトウェア開発などを行うSkyと、所属契約を結んだ。だが、ちょうどそのころから新型コロナウイルスが、世界中にまん延。「社員のみなさんと接する機会もとれない。一緒にゴルフすることもできない。この状況のなか契約してくれて、なにかできることがないのか。それはずっと考えていました」。この思いが、今回の“出場”を迷いのないものにした。