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「切り替えて打てた結果」渋野日向子は“池ポチャパー”で東京五輪に望み | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 N・コルダ -11 2 L・サラス -10 3 C・ビュティエ -7 C・クラントン -7 A・シャープ -7 6 M・サグストロム -6 7 朴仁妃 -5 E・ヘンセライト -5 C・ハル -5 10 W・メーチャイ -4 順位の続きを見る

奇跡の一打で流れ一変 上がり2ホールで3つ伸ばした

奇跡の一打で流れ一変 上がり2ホールで3つ伸ばした(撮影:GettyImages)

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目◇25日◇アトランタ・アスレチックC(米ジョージア州)◇6740ヤード・パー72>

海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の2日目。初日に93位タイと出遅れた渋野日向子だったが1イーグル・2バーディ・2ボギーの「70」とスコアを2つ伸ばし、トータル2オーバー。予選通過圏内でホールアウトした。

フェアウェイキープ率が上がった!渋野日向子の新スイングをコマ送りで

流れを変えた1打だった。前半で1つ落とした渋野は12番パー5で、ファーストカットからの3打目を池に入れてしまう。ダブルボギーならほぼ予選落ちが確定。だが、ほぼ真横のドロップゾーンから放った5打目は、ピン奥に着弾するとスピンでグングン戻りそのままカップへ。「(池ポチャは)結構悔しかったですが、イライラしている暇もないですし、なんとかボギーでと打ったらすごい入り方した(笑)切り替えたことでああいった結果になってよかった」と“池ポチャパー”で望みをつなぐと、ここから一気に流れが変わった。

次の13番で約6メートルを沈めてこの日初バーディを奪うと、16番でボギーを叩くが、17番でバウンスバック。さらに18番では2オンに成功、約6メートルをねじ込んでイーグル締め。「12番で池ポチャしましたが(笑)、そのあと入ってくれて気分よく次のホールに行けた」と一打で作った勢いのままに駆け抜け、自らの手で週末への切符をつかんだ。

これでわずかながら可能性を残している東京五輪代表にも望みをつないだ渋野。「あしたがあるのがすごくうれしい。あと2日、しっかり悔いを残さないようにやりたい」。これまで数々のドラマを生んできたシンデレラが、今大会でも大逆転を巻き起こすか。

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