ジョン・ラーム、キャロウェイに移り「今まで打てなかったショットが打てるようになった」
昨年までのテーラーメイド時代との違いは、新しいボールとアイアンで、「よりアグレッシブに攻められるようになった」こと(撮影:GettyImages)
「全米オープン」で初メジャー制覇をはたしたジョン・ラーム。米国[キャロウェイ]()へと移籍した件について、色々な心配の声が本人の耳にも届いていたようで、これを晴らす結果に言及していた。
「積極的な姿勢を崩さずにピンを狙いまくっていましたが、その余裕がありました。([APEX]() TCB)で、今まで打てなかったショットが打てるようになった。
濡れた状態のショットや8番アイアンでのロングショットなど、スピンの効いた高いショットが打てるようになり、しかも風を切ってピンのショートサイドに打てるようになったことで、アグレッシブなプレーができるようになったんです。
私が必要とするパターを見つけるために、彼らは私のために何本のパターを作ってくれたかわからないほど頭を悩ませてくれました。そして、私が必要とするパターを見つけたことは間違いありません。このパター(ホワイトホットOG ロッシーSプロトタイプ)は本当によく働いています」(ジョン・ラーム)
昨年と今年で【SG:TOTAL】も1.823(1位)⇒2.028(1位)へと積み上げ、総合力アップは明らか。ラーム本人は挙げなかったが、ドライバーも全くテーラーメイド時代に不足はない。下記に主要スタッツの変化を挙げてみると、ドライバースタッツにも変化がなかった。
【ドライバー系スタッツ】※ [キャロウェイ]()
・SG:オフ・ザ・ティ/0.756(4位)⇒0.848(2位)
・平均飛距離/307.6y(22位)⇒307.6y(21位)
・ALL DRIVE/301.8y(7位)⇒302.3y(9位)
・FWキープ率/63.11%(56位)⇒63.11%(58位)
・HS(mph)/118.33(33位)⇒118.23(41位)
・BS(mph)/175.89(35位)⇒177.44(32位)
・スピン量/2426.4rpm⇒2348.7rpm
・打ち出し角/11.46°⇒10.5°
【アイアン系スタッツ】※ 同
・SG:アプローチ・ザ・グリーン/0.283(54位)⇒0.762(9位)
・パーオン率/70.31%(18位)⇒71.04%(5位)
【ジョン・ラームの優勝ギア】
1W:EPIC SPEED◆◆◆(表示10.5°、リアルロフト10.2°、アルディラ ツアーグリーン75TX、45.25インチ、D4、先詰1インチ)
3W:EPIC SPEED SZ◆◆◆T(14.2°、アルディラ ツアーグリーン75TX、43.25インチ、D3.25、先詰1.5インチ)
5W:EPIC SPEED SZ◆◆◆T(18.1°、ツアーAD DI-8X、42インチ、D4、先詰2インチ)
4I〜PW:[ライフル]()6.5、D3)
A,S,LW:JAWS FORGED(52,56,60°、プロジェクトX ライフル6.5、D4)
PT:ホワイト・ホットOG ロッシーSプロトタイプ(2.5°、37インチ)
BALL:クロム ソフト X
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