プロテストを蹴って、“3億円”大会を選択した高木優奈 「こちらでシードを獲れるように」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 菊地絵理香 -10 2 テレサ・ルー -8 西郷真央 -8 4 全美貞 -7 青木瀬令奈 -7 6 イ・ボミ -6 笠りつ子 -6 堀琴音 -6 原英莉花 -6 西村優菜 -6 順位の続きを見る
プロテスト免除を目指す高木優奈が上位に浮上(撮影:佐々木啓)
<アース・モンダミンカップ 2日目◇25日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6639ヤード・パー72>
TP単年登録でツアーに出場している高木優奈が4バーディ・ボギーなしの「68」で回り、初日の26位タイから、ホールアウト時点で10位以内に浮上してきた。高木には同週に開催されている最終プロテストを受けずに、今大会を選んだ背景がある。
高木優奈はバンカーからチップインバーディでバンザイ!【大会フォト】
渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ98年度生まれで“黄金世代”の高木は、2019年までに3度プロテストに挑むもすべて失敗。19年のステップアップツアーに優勝し、その権利で得たQTで43位に入り、TP単年登録という形で今シーズンを戦っている。
今週の最終プロテストに出るか、「アース・モンダミンカップ」に出るか。高木は最後の最後まで迷っていた。そして結局、先週の月曜日に最終プロテストの欠場届を出した。「本当にギリギリまでどっちにしようか悩んでいた。プロテストが秋にもう一度あるということなので、その週まではなるべくこちらでシードを獲れるように、優勝できるようにというのが目標」と高木は語る。
日本女子プロゴルフ協会の正会員になるには、基本的には最終プロテストで20位タイまでに入らなければならない。しかしツアーで優勝するか、賞金シードを獲得すればプロテストを受けずに正会員になれる。高木は現在、1563万円を稼ぎ賞金ランク64位。今シーズンが終わって50位以内に入っていれば賞金シード獲得となる。
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