「トロフィーとは一緒に寝ました」 笹生優花が“ジョーク混じり”で優勝秘話明かす | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
この全米女子オープンの優勝トロフィーに名前も刻まれる(撮影:GettyImages)
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇23日◇アトランタ・アスレチックC(米ジョージア州)◇6740ヤード・パー72>
「全米女子オープン」優勝後、初めて米ツアーメンバーとして臨む試合でメジャー連勝を狙う笹生優花が、開幕前日の大会公式会見に臨んだ。そこで“ジョーク”も交えながら、メジャー制覇後2週間について話した。
その間のできごとで、やはり一番印象に残ったのは男子の「全米オープン」会場を訪れ、憧れのローリー・マキロイ(北アイルランド)と対面できたこと。アドバイスももらったが、その内容は「内緒にしておく(笑)」と言って現地記者を煙に巻いた。この時は練習ラウンドについて歩き、一緒に動画も撮影。さらに自分が優勝した試合のハイライトを見たかという質問にも、「ハイライトは好きじゃない(笑)。自分のプレーよりもローリーを観たい」と答えるほど、一度会ったことで“憧れ度合”は増した様子だ。
手にいれた優勝トロフィーは、現在「名前を彫るためにUSGA(大会を主催した全米ゴルフ協会)に戻した。また1週間で戻ってくる」そうで、いよいよ“Yuka Saso”の文字が、歴代チャンピオンとして刻まれることになる。記者から“(今年の全米オープンを制した)ジョン・ラームはトロフィーをベッドに持って行った”という話を振られると、「トロフィーがベッドに寝て、私はソファで(笑)。それは冗談だけど、トロフィーとは一緒に寝ました。インスタグラムにもアップした」と言って笑った。
2週間の休みで、激闘の疲れもしっかり抜けた。「まったく期待などしていなかった」というメジャー制覇を成し遂げたことで手にいれた米国で戦う権利を、目標の“世界1位”への足掛かりにする。「毎日少しでも上達すること、人としても成長すること。そして楽しむこと。メンバーなったことをエンジョイしたい」。自身が一番大事にする精神は忘れず、2つ目のビッグタイトルを狙う。
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