全米OPの笹生VS畑岡を見た渋野日向子「自分の過去が薄れていくのがちょっと安心」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
渋野日向子がメジャー覇者としての思いを語る(写真は4月のもの)(撮影:村上航)
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇22日◇アトランタ・アスレチックC(米ジョージア州)◇6740ヤード・パー72>
3週前の「全米女子オープン」では笹生優花と畑岡奈紗がプレーオフに進出し、当時19歳だった笹生が初のメジャータイトルを手にした。同大会で予選落ちを喫し、これを見ていた渋野日向子はどう感じたのか。
「テレビで見ていたんですけど、二人のプレーはマジでしびれて、自分もすごいドキドキしながら見ていました」と、世紀の日本勢対決をコース外で見ることとなったわけだが、「やっぱり自分ももっと頑張りたいなっていう。もっと頑張らなきゃなという気持ちにはなった」と刺激を受けた。
2019年の「全英AIG女子オープン」で海外女子メジャー初出場にして初優勝。初の海外試合で快挙を成し遂げて以来、背負い続けているメジャー覇者の肩書き。ときにはプレッシャーを感じているとも明かしていた渋野だが、いまは前に進むことしか頭にない。そのためにスイング改造に取り組み、クラブセッティングをウェッジ中心に変え、米ツアーに挑戦している。
そうはいっても、メジャーチャンピオンの肩書きが消えることはない。今週も予選ラウンドはともにメジャー覇者のクリスティ・カー(米国)とアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)という注目組。「この組に入れられるか、という感じです」と、意識させられる場面はまだまだ多い。
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