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新米パパのジョン・ラームが第2の故郷で父の日V 「ここで起きなければいけなかった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・ラーム -6 2 L・ウーストハウゼン -5 3 H・イングリッシュ -3 4 C・モリカワ -2 B・ケプカ -2 G・ミグリオッツィ -2 7 R・マキロイ -1 S・シェフラー -1 X・シャウフェレ -1 P・ケーシー -1 順位の続きを見る

結婚式を挙げた地で子供とともにトロフィーを掲げた

結婚式を挙げた地で子供とともにトロフィーを掲げた(撮影:GettyImages)

全米オープン 最終日◇20日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>

上がり2ホール連続で長いパットを沈めてバーディ。トータル6アンダーまで伸ばしたジョン・ラーム(スペイン)が逆転でメジャー大会初優勝を飾った。スペイン人として本大会初優勝。4月にはパパとなったが、2週前にはコロナ陽性で首位から強制棄権していた。そんなラームが自身最初の父の日に、奇跡的で歴史的な勝利を挙げた。

ジョン・ラームのトップは渋野日向子より低い【連続写真】

首位と3打差からスタートした最終日。出だしで連続バーディ。その後ボギーを一つはさみ9番でもバーディ。サンデーバックナインに入った。後半に入るとパーをセーブしながら耐えた。最後はルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)との一騎打ち。そして迎えた17番。7メートルの下りのスライスラインをねじ込むと、最終18番でも5.5メートルの下りのスライスラインを沈めて大きく吠えた。

2週前の「ザ・メモリアルトーナメント」では第3ラウンドを終えて2位に6打差をつけ首位に立ちながら、事前に受けたPCR検査の陽性が判明。強制的に棄権を余儀なくされ隔離に入った。その後、陰性が確認され迎えた復帰戦。2017年「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で米ツアー初優勝を挙げ、ケリー夫人と結婚式を挙げたこのトリーパインズで世界一に輝いた。

「この場所はスペインの故郷に本当にそっくり。景色も気候もすべてが似ている。最初に勝ったこのグリーンでこうして勝つことができて信じられない」。故セベ・バレステロスホセ・マリア・オラサバルセルヒオ・ガルシアなど母国の先輩がなし得なかった全米制覇を苦難を乗り越えたぐり寄せた。

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