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コロナ犠牲の亡き友人に捧げるV 自身もコロナ感染のジョン・ラーム「ここにいてほしかった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・ラーム -6 2 L・ウーストハウゼン -5 3 H・イングリッシュ -3 4 C・モリカワ -2 B・ケプカ -2 G・ミグリオッツィ -2 7 R・マキロイ -1 S・シェフラー -1 X・シャウフェレ -1 P・ケーシー -1 順位の続きを見る

誰よりも優勝会見を聞いてほしかった友人に勝利をささげた

誰よりも優勝会見を聞いてほしかった友人に勝利をささげた(撮影:GettyImages)

全米オープン 最終日◇20日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>

スペイン勢初の「全米オープン」チャンピオンとなったジョン・ラームが、優勝直後の会見で亡き友人への言葉を綴った。その友人とは今年の2月にコロナ感染により亡くなった、地元スペインのスポーツジャーナリスト、ホセ・マニュエル・コルティザス氏。プロ転向直後からラームを取材し続けてきた親しい友だった。

ジョン・ラームのトップは渋野日向子より低い【連続写真】

「彼は地元の新聞でバスケットボールを追っていたけど、上から『ゴルフでいい感じの奴がいるから追ってこい』といわれて、僕のところに来たんだ。ゴルフのことは何にも知らなかった。でも、躊躇(ちゅうちょ)なく僕と一緒に世界を回り始めたんだ」

アリゾナ州立大学時代から輝かしいアマチュア実績を積んできたラームを地元メディアが放っておくはずがない。プロ転向し、前途洋々なラームを追い始めたひとりのジャーナリストは、すぐにラームとの関係を築いていった。

「元気だったのに、コロナに感染してしまって、すぐにICUに入ってそのまま亡くなってしまった。20歳くらいの娘さんもいたのに、父親を失った。本当に残念でならない。このトロフィーは間違いなく彼のためのものだ。ここにいてほしかった」

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