星野陸也は「五輪に出たい」も目の前の試合に集中　同郷・畑岡奈紗から刺激「神みたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

入念にコースをチェックする星野陸也（撮影：GettyImages）

＜全米オープン 事前情報◇16日◇トリーパインズGCサウスC（米カリフォルニア州）◇7652ヤード・パー71＞

米国での予選会を勝ち上がり、現地時間18日に開幕する海外メジャー「全米オープン」に出場する星野陸也。「ラフも全米仕様なのか分からないですけど相当深くて。深いところはめちゃくちゃ深いし。グリーンも速くて硬くなってきている。意外とティショットをフェアウェイに置くのが一番難しいような気がします」と“世界一過酷な大会”と呼ばれる大会のセッティングを警戒した。

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現在世界ランキングは日本勢2番手。このままいけば、現地時間20日に発表される世界ランキングに基づいたオリンピックランキングで東京五輪の代表となる。下から抜かれる可能性は残されているもののかなり低い。それだけに「オリンピックは出たい」と意欲を口にしつつも、「やっぱり難しいコースなので、オリンピックよりも先にここをしっかり予選通過して上位を目指すっていうことをメインにやりたい。そしたら後からつながってくる」とひとまずは目の前の試合に集中する。

前々週の「全米女子オープン」では畑岡奈紗とのプレーオフを制して笹生優花が優勝。4月の「マスターズ」で松山英樹が勝つなど、日本のゴルフ界の気運は高まっている。その女子オープンは観ていたといい、「奈紗ちゃんとのプレーオフも見てて、すごいなって。いいプレーしているなって思いました」と日本勢同士の戦いに興奮した様子。

特に畑岡奈紗の最終ホールでのバーディには目が釘付けとなった。「サンドウェッジでフルショットを残さないと難しい場面で、奈紗ちゃんのラフからの球はもう、奇跡に近いくらいすごかった。神みたいな場所に落ちましたよね」と同じ茨城出身の選手から刺激を受け取った。