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「潮時を考え始めていた」 青木瀬令奈に再び前を向かせた“救いの言葉” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 15 福田真未 -8 小祝さくら -8 大里桃子 -8 山路晶 -8 ペ・ソンウ -8 21 イ・ミニョン -7 笠りつ子 -7 工藤遥加 -7 濱田茉優 -7 渡邉彩香 -7 順位の続きを見る

青木瀬令奈が久々の優勝争い

青木瀬令奈が久々の優勝争い(撮影:村上航)

<宮里藍 サントリーレディスオープン 3日目◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

「将来に対する不安があって、28歳になって引退の年を考えたり。コロナでいろいろ考える方も多かったと思うけど、私も潮時を考え始めてしまっていた」

絶好調・稲見萌寧のラウンド中はこんな感じ

3日目に「66」をマークし、トータル12アンダーの2位タイまで浮上した青木瀬令奈は、ラウンド後の会見で最近まで頭に浮かんでいた考えを明かした。今季はなかなか調子が上がらず、賞金ランキングは1436万8975円で63位。特に今年に入ってからは13試合で5度の予選落ち(棄権が1回)と苦しい時間が続いていた。そのなかで「ネガティブ」な感情も湧いていたが、その瀬戸際を“ファミリー”が救った。

ほけんの窓口レディース」の週に、青木と同じ高級腕時計メーカーのリシャールミルと契約を結ぶレーシングドライバーの松下信治(のぶはる)さんの言葉で、心のモヤモヤが晴れたという。「自分が今いる位置が自分が行きたかったところ。そこから自分で降りることはないんだよって言われて、確かになと思いました。今の位置にいるあいだはしっかりと目の前のことだけやっていったら?って言ってくれて」。1学年下ながら、“0コンマ何秒”の世界に生きる同じアスリートからの言葉にハッとさせられた。

そこから気持ちも晴れた。さらにメンタル面だけでなく、カーレーサーが行う心拍数を抑えるための練習法なども教えてもらい、それを取り入れプレーに生かしている。すると翌週の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で今季最高となる4位に。今は集中しながらプレーを続ける。

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