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メジャー覇者から“盗んだ”グリップで調子UP 畑岡奈紗は渋野日向子と同組にも「意識せずに」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

状態は上向き!ロケットスタートといきたい(撮影:GettyImages)

全米女子オープン 事前情報◇2日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>

ようやく畑岡奈紗の状態が上がってきた。「だいぶコースでもいいボールが、イメージ通りのボールが打てるようになってきたかなと思います」。ビッグイベントを前にそう話した。

畑岡奈紗が飛ばせる理由がすごい! プロコーチも「真似できない」【連続写真】

きっかけは前週の「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」だった。グループリーグを突破してぶつかった相手は、今季メジャー初戦「ANAインスピレーション」を平均飛距離323ヤードを叩き出し制したタイの飛ばし屋パティ・タバタナキト

「ただで負けられないなって(笑)。何か盗まないとと思って、見ていたらすごくイメージが湧いてきた。彼女のスイングはゆったりしているけど、300ヤードを超える。機械みたいに打つけど、アドレスがまずきれい。わたしもアドレスがしっくりきていないところがあったので、どこか違うのかなと見ていて、グリップかなと思った」

そのイメージを参考に右手を上から握るような感じでやるとよくなった。「今までは下から持ちすぎていた。テークバックでまっすぐ引けるようになってトップでいい位置に持っていけるようになった」。さらには「フェースの開閉は左より右のほうがやりやすい。ボールを曲げるイメージも右がうまく使えているときはイメージがいい」とドローもフェードも求められるコースに対して打ち分けられるようになってきた。

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