優勝以来2年ぶり、今季初のトップ10逃すも… 成田美寿々は「こういうゴルフができると再確認」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 勝みなみ -9 2 吉川桃 -6 比嘉真美子 -6 大里桃子 -6 5 山下美夢有 -5 6 ペ・ソンウ -4 吉本ひかる -4 稲見萌寧 -4 古江彩佳 -4 林菜乃子 -4 順位の続きを見る
成田美寿々、徐々に本来の力を取り戻しつつある(撮影:村上航)
<リゾートトラスト レディス 最終日◇30日◇セントクリークゴルフクラブ(愛知県)◇6605ヤード・パー72>
久々に『成田』の名前がリーダーボードの上位に入った。「リゾートトラスト レディス」最終日、多くの選手が落とす難コンディションのなか、成田美寿々が6バーディ・5ボギーの「71」とスコアを1つ伸ばし、トータル3アンダーでフィニッシュ。今季ベストとなる12位タイで4日間を終えた。
優勝した2019年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来、2年ぶり、今季では初めてとなるトップ10には入れなかったが、「久しぶりにいい位置に入れました。4日間しっかり課題としていたルーティンをしっかりやることができて、ショットがいつもより安定していましたね」と振り返る。そして「4日間プレーするのは半年ぶり(昨年11月の大王製紙エリエールレディス)なので少し疲れていますね(笑)」と冗談めかして笑った。
今週のハイライトは2日目の9番ホール。第1ラウンドが日没サスペンデッドになったため進行が遅れ、終盤はどんどん暗くなっていく。そんななか8番ホールを走ってプレー、「肩で息をしていました」という状況で最終9番のティショットを放った。これでホールアウトできることが確定し落ち着くと、残り100ヤード地点。ふと空を見上げると真っ赤に染まっていた。
「綺麗だなぁ、やっと今日も終わりだなぁ」。そんなことを考えながら、50度のウェッジで打った2打目がまさかの直接カップイン。「そっちに気をとられていたというか、(プレーに)入り込んでなかったのが良かったのかわかんないんですけど、ご褒美を神様がくれたのかなと思っています」と最高のかたちで締めくくり、上位フィニッシュへの流れを作った。
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