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畑岡奈紗は21歳のメジャー女王に大敗 「今の自分のゴルフでは勝てない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

負けはしたが次週の全米女子オープンに手ごたえをつかんだ畑岡奈紗(撮影:GettyImages)

バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー 4日目◇29日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6777ヤード・パー72>

グループ首位に立って進んだ決勝トーナメントマッチの1回戦。畑岡奈紗は6&4でタイのパティ・タバタナキトに敗れた。終始リードを奪われた畑岡。4月のメジャー大会「ANAインスピレーション」でツアー初優勝を挙げたばかりの21歳の勢いに屈した。

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1番から連続でダウンを喫すると、中盤でも連続で奪われる。終始ピンに絡めるパティに対してフェアウェイキープにも苦戦し、あっという間に勝負が決した。「ほんとうにパティがスキのないゴルフをしてきて、正直今の自分のゴルフだと勝てないなと思いました」。前日までのグループステージでは、グループ内最上位の世界ランキングだった畑岡。終始ほかの3人を圧倒したが、本調子でなないなかでのメジャー覇者との戦いでは挽回ができなかった。

もともとマッチプレーはあまり好きではないと話していた畑岡だが、負けたとはいえ収穫もあった。「楽しかったです。ベスト16に残れたのは一つの目標をクリアできたかなと思う。修正する部分はまだ多いけど、来週に向けて頑張りたい」。次週は「全米女子オープン」。マッチプレーでの敗戦は一発勝負だけに、すぐに切り替えもできそうだ。

思いのほか難しくセットアップされた今週は、メジャーのコースセッティングでも生きることになる。「コースも長いし、来週のメジャーもこういうセッティングになるのかなと思うので、ここでプレーできたのは良い経験になった」。勝ち進んでいれば、土日で36ホールずつと厳しい週末になるはずだったことを考えれば、メジャーに向けては好材料といえそうだ。

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