• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 8年ぶり予選通過で“号泣” 山村彩恵「脱力感…やっとという感じ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

8年ぶり予選通過で“号泣” 山村彩恵「脱力感…やっとという感じ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 工藤遥加 -10 2 林菜乃子 -7 3 吉川桃 -6 山下美夢有 -6 岩井明愛 -6 6 勝みなみ -5 7 吉本ひかる -4 田辺ひかり -4 稲見萌寧 -4 比嘉真美子 -4 順位の続きを見る

8年分の涙 山村彩恵が2013年以来となる予選通過を果たした

8年分の涙 山村彩恵が2013年以来となる予選通過を果たした(撮影:村上航)

リゾートトラスト レディス 2日目◇28日◇セントクリークゴルフクラブ(愛知県)◇6605ヤード・パー72>

決勝ラウンド進出を決めると、こみあげる涙を抑えることができなかった。山村彩恵が、トータル2オーバー・51位タイで2013年11月の「伊藤園レディス」以来となる、約8年ぶりの予選通過を果たした。

長丁場の2日目…こんなに真っ暗ななか選手たちはプレーしました【大会フォト】

最終18番パー5。そのパーパットを沈め予選通過が確実になると、自然と涙がこぼれてきた。クラブハウスに戻っても、それは止まらない。2750日ぶりに得た安堵感。「いつからか分からないです。感覚的に5年くらいかなという感じ。率直にホッとしているというか、脱力感というか…。やっと…という感じです」。これが、自分の感覚よりも長い期間味わうことができなかった気持ちだった。

3年前から上田桃子、小祝さくららと同じ“辻村一門”で練習を積んでいる。そして今週はその辻村明志コーチがキャディとしてバッグを担ぐ。「悩んだときも、いつもずっと教えてくれる。コーチのためにも(予選を)通りたいと思っていた。本当にうれしいです」。師弟一緒のプレーで、光が見えたことも大きな意味をもつ。

8年前、最後に決勝ラウンドを戦った伊藤園レディスは、21位タイという成績で終えた。「結果はすぐには出ないと思うけど、この2日間自分のやるべきことだけに集中してきて、その積み重ねがこのスコアにつながりました。残りもスコアを見ずに、自分が今やることを最後までやり通したい」。ここを足掛かりに、少しずつ上昇カーブを描いていきたい。

関連記事