「一番自信のある」ドライバー乱調 大槻智春は72ホール目で追いつかれ悔しい敗戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -19 2 和田章太郎 -16 内藤寛太郎 -16 4 宋永漢 -15 大西魁斗 -15 6 S・ノリス -14 7 石川遼 -13 S・ビンセント -13 梅山知宏 -13 亀代順哉 -13 順位の続きを見る
プレーオフで敗れた大槻智春 地元での勝利はつかめなかった(撮影:福田文平)
<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 最終日◇23日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)>
初日に「60」をマークして首位タイでスタートし、そこから最終日の17番ホールまでずっとトーナメントをリードしていた大槻智春だったが、18番ホールのボギーで、すでにホールアウトしていたショーン・ノリス(南アフリカ)とスコット・ビンセント(ジンバブエ)にトータル21アンダーで並ばれプレーオフに突入。18番ホールで行われたプレーオフでは1ホール目にダブルボギーを叩いて、19年以来のツアー2勝目が手からこぼれ落ちた。
「ドライバーをフェアウェイに置くことができなくて、ラフからのショットが多かった」と、なかなかバーディチャンスにつけることができなかった。きのうは2つしかない9番と10番のパー5で、どちらも2オン2パットでバーディを奪っていたが、きょうは9番ではティショットを左のラフにいれてパー、10番では左のフェアウェイバンカーに入れてパーと、どちらも伸ばすことができなかった。
2位と1打差のトップで迎えた72ホール目。最終18番ホールのティイングエリアでは、「左からの風がけっこうきていたので、それで思い切って右からつかまえにいったのが、風に流されて右の林に入ってしまった。(セカンドは)あまり打つ場所がなくてバンカーでもしょうがないと思っていた」。想定通りに2打目でグリーン手前の距離のあるバンカーに入れると、3打目のバンカーショットは「悪いショットではなかった」が、4メートルのパーパットを残した。
これを入れれば優勝だったが、「まったくラインが逆でした。スライスで読んでいて左カップいっぱいで打ったらフックした」と、左に外してボギーとなり、プレーオフに突入。再び立った18番のティイングエリアでは、「風を計算しながら打ったんですけど、それが上手く打てなかった」と、今度はつかまりすぎて左の林へ。最後までドライバーの不調が足を引っ張った。
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