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内藤寛太郎のキャディは年商2000億円のスーパーの社長 「いい緊張感のなかでプレーできる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -16 2 S・ノリス -12 3 石川遼 -11 内藤寛太郎 -11 亀代順哉 -11 6 T・ペク -10 7 張棟圭 -9 A・キュー -9 比嘉一貴 -9 10 市原弘大 -8 順位の続きを見る

所属先の社長がキャディ 内藤寛太郎が初優勝へ前進!

所属先の社長がキャディ 内藤寛太郎が初優勝へ前進!(撮影:上山敬太)

ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2日目◇21日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6531ヤード・パー70)>

初日の20日に39歳の誕生日を迎えたばかりの内藤寛太郎が、2日目に回った東コースで7バーディ・1ボギーの「64」をマークして、首位と5打差の3位タイに浮上した。横でキャディをしているのは、内藤の所属先の株式会社ロピアの代表取締役を務める高木勇輔氏。年齢は内藤の1つ上で、現在39歳と若い。

全米プロで奮闘 松山英樹のドライバースイング

ロピアは関東を中心にスーパーマーケットなどを展開している会社で、2021年2月期決算の年商は2068億円。高木氏と内藤は、内藤の東北福祉大ゴルフ部の2年先輩で、松山英樹の専属キャディを務めていた進藤大典氏をきっかけに知り合い、昨年からロピアと所属契約を結んでいる。「前からキャディをしてみたいと言われていたんですけど、今週それが実現しました。変なゴルフは見せられないし、いい緊張感のなかで僕もプレーできる」と内藤は笑う。

「ゴルフは上手い」という高木氏が、プロの試合でキャディをするのは初めて。「試合であまり見てもらったことがないので、試合中にどういうゴルフをしているのか、プライベートゴルフとの違いをうまくみせたいと思った」と内藤は話す。コロナ禍で無観客試合が続いているため、ゴルフを見てもらうには、キャディとしてコースに入るしかないのだ。

そう明るく話す内藤だが、ここまでは不安な時期を過ごしていた。2月に腰を痛めて、2カ月の間、十分な練習やトレーニングができずに今年のシーズンが再開。ここまで4試合に出場して2試合で予選落ちし、最高成績は「関西オープン」の23位タイと結果を残せていない。「成績は正直あまり期待していなくて、これから少しずつ試合をやるなかで、うまく調整していければいいなと思っていた」。今でも腰に不安はあるが、昨年よりも「念入りにケアして」試合に臨んでいる。

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