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日本人が最少ストローク記録保持者? バーディ合戦必至大会だが、今年は違う?【全米プロ豆知識】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

15年大会の第2ラウンドで「63」をマークした直後の岩田寛(撮影:佐々木啓)

全米プロゴルフ選手権 事前情報◇19日◇キアワ・アイランド・ゴルフリゾート オーシャンコース(サウスカロライナ州)◇7876ヤード・パー72>

いよいよ開幕を20日に控えた「全米プロゴルフ選手権」だが、4大メジャーのなかでは一見地味な大会というのは否めない。オーガスタ・ナショナルGCで華やかに行われる「マスターズ」は“ゴルフの祭典”。「全米オープン」はその難易度から世界一過酷な戦いと呼ばれ、[中日クラウンズを制覇 岩田寛のドライバースイング]()

丸山茂樹のエースキャディを務め、いまではTV解説などでもおなじみの杉澤伸章氏に聞いてみた。「シンプルに言えばプロゴルファーナンバー1を決める大会。アメリカはクラブプロのステータスが高くて、クラブプロが1年に一回活躍できる場です」。そもそもの大会の成り立ちが、アマチュアが入らないプロだけのフィールド。文字通り“プロゴルフ選手権”だ。

「日本でも日本プロがあって、日本プロゴルフ協会のティーチングプロが1名出られますが、全米プロは予選会があって20名が出られます。クラブプロのランキングなどもあって、結構年配の方も出ていたりするので、クラブプロを大事にする文化があるんです」。世界トップレベルの選手に加え、地域に根ざしたクラブプロにもチャンスを与える。それが全米プロだ。

また、特徴として「PGAツアーの延長のような大会です」と説明するのは松山英樹のエースキャディを6年間務めていた進藤大典氏だ。松山とともに数々のメジャー大会を経験してきた進藤氏。「一番PGAツアーに近いコースセッティングでやるのが全米プロです。全米オープンはサディスティックですが、全米プロは攻めていかないといけない大会です」と話す。

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