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出場危機を乗り越えて2位 ささきしょうこは初のプレーオフ敗戦も「今後につながる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 大里桃子 -9 2 ささきしょうこ -9 3 高橋彩華 -7 吉田優利 -7 5 沖せいら -6 6 申ジエ -4 原英莉花 -4 植竹希望 -4 藤田さいき -4 10 イ・ミニョン -3 順位の続きを見る

ささきしょうこは激戦のすえに敗北 3年ぶりVはならなかった

ささきしょうこは激戦のすえに敗北 3年ぶりVはならなかった(撮影:村上航)

ほけんの窓口レディース 最終日◇16日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) ◇6335ヤード・パー72>

悪天候のため36ホール決戦となった「ほけんの窓口レディース」は、トータル9アンダーとしたささきしょうこと大里桃子のプレーオフに。3ホールにわたる戦いは大里に軍配。敗れたささきは「初めてのプレーオフでワクワクと緊張がありました。すごく勝ちたかった」と悔しい表情を浮かべた。

最後まで戦い抜いたささきだったが…【大会フォト】

だが、大会前のことを考えれば、まさかここまでできると思っていなかった。2週前の「パナソニックオープンレディース」初日終了後に足首を捻挫。「立てない状況だった。歩くのがやっと」。医者からは全治8週間と言われた。当然2日目は棄権。そこから休んで前週は出場したが、「今週は(コースに)アップダウンがあるので、出られるかどうかという状況だった」。何とかテーピングを巻いて出場にこぎつけた。

しかし、悪いことばかりではなかった。禍(わざわい)を転じて福と為す。先週からショットが良くなったのである。「無理して振らなくなったというか、気負いなくできるようになって精度が上がりました。怪我の功名です」。高低差があり砲台グリーンが多く、ショット力が問われる和白で10個のバーディを奪ってボギーはわずかに1つ。確かな安定感で、2週連続2位と絶好調の大里を最後まで追い詰めた。

これで賞金792万円を加算して、賞金ランキングも50位に浮上。18年に2勝を挙げたものの、心身ともに不調が重なり19年にシード喪失したささきにとって、今回の2位はシード復帰に向けて非常に大きい。

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