1試合のタッグお休みでまさか…! 片岡尚之、セルフプレー優勝の裏話 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
23歳の新鋭・片岡尚之 難関・相模原GCにどう挑む?(撮影:上山敬太)
<アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇12日◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298ヤード・パー72>
前週の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」で初優勝を挙げた片岡尚之。その活躍を、ちょっと複雑な心境で見守っていたのが片岡の“エースキャディ”だ。
大混戦の優勝争いを飛び出し、プロ入りから4戦目にして初優勝。電動カートを押しながらピースサインを送る姿がカメラに映っていたが、今週は隣に電動カートではなく専属キャディを連れていた。
「本当は、4試合のうち他の3試合は担いでくれていたんですけど…」。実は「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」以外の今年の3試合は帯同キャディの笹村心さんとプレー。同じ北海道出身で、高校、大学と同じ学校に進学した1つ年下の後輩だ。昨年QTに参戦するなど、片岡を追ってツアーでの活躍を目指している。前週は試合が重なり、たまたま不在。
「まさか僕が担いでないときに!って。自分のせいだったのかなって…今週結果出さなきゃ、解雇です(笑)」と、若干の悔しさとともに先輩の大ニュースを喜んでいた。「今週は、笹村さんのために結果を出したい」と、当の片岡のやる気も十分。「まずは今年中に2勝目を挙げたい」という2つめの優勝カップは、今度こそ2人で掲げたい。
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