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マキロイ、スイング変更&飛ばし封印で復活V。でも、平均飛距離は324.4y【WITB】

日本未発売の『スパイダーX ハイドロブラスト』がマキロイの“庭”で炸裂しました!(撮影:GettyImages)

ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇9日◇クェイルホローC(ノースカロライナ州)◇7521ヤード・パー71>

ローリー・マキロイが「ウェルズ・ファーゴ選手権」の最終日、4バーディ、1ボギーの「68」でトータル10アンダーを記録。2019年秋の「HSBC選手権」以来のPGAツアー通算19勝目を飾った。会場のクェイルホローは、10、15年に勝利した相性のいい“庭”と呼べるコース。ここ数週間、スイングの変化と戦ってきた男が再び噛み合う地にふさわしかった。

▶▶▶“時代遅れ”のスイングを改造し、復活優勝したR・マキロイ【舩越園子コラム】

昨年中盤以降、ブライソン・デシャンボーの飛距離を追いかけた影響でスイングに乱れが生じたマキロイ。数週前には「アイアンがスティープに入る」と話していたが、新たにピート・コーエン氏をコーチに迎え、アイアンも当初の『P7MB』から『P730』に替えた後、今大会では[RS]() PROTO』に戻していた。

大会前には首筋を痛め、最終日のFWキープ率も「21.43%」。最終ホールはティショットを小川に入れるなど、完璧な状態とほど遠い中、SG:PUTTINGは「1.633」。数週前にパターをシルバーの『スパイダーX ハイドロブラスト』(日本未発売)に変更していたが、勝手知ったるコースで4日間のSG:PUTTINGは3位だった。

飛ばし追求をやめたとはいえ、『SIM2』ドライバー(シャフトは『ベンタスブラック6X』)と新『TP5x』ボールで記録した4日間の平均飛距離は「324.4ヤード」と、デシャンボーに次ぐ2位。元々持っていた十分過ぎる飛距離は健在で、この日は350ヤード越えのティショットを2、15、16番で放っていた。

タイガー不在が続く中、ゴルフ界の“アイコン的存在”のマキロイが「全米プロ」の2週前に復活勝利を飾り、PGAツアーがまた一段と面白さを増してきた。米国テーラーメイドが発表した、マキロイの優勝ギアは下記。

ローリー・マキロイのWITB】
1W:SIM2(9°Ventus Black 6X)
3W:SIM(15°Tensei CK Pro White 80TX)
5W:SIM(19°Tensei CK Pro White 90TX)
3I〜9I:Rors Proto Irons
P,AW:Milled Grind(48,52°)
S,LW:Milled Grind 2 TW Grind(56,60°Project X Rifle 6.5)
PT:Spider X Hydro Blast
BALL:TP5x(’21)

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