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「憧れ」上田桃子とのプレーオフで惜敗 大里桃子は清々しく「一生に一度あるかないか、楽しかった」  | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 上田桃子 -5 2 大里桃子 -5 3 原英莉花 -4 穴井詩 -4 稲見萌寧 -4 セキ・ユウティン -4 岩井明愛 -4 柏原明日架 -4 山下美夢有 -4 10 古江彩佳 -3 順位の続きを見る

1ホール目で4メートルのパーパットを沈めて流れをつかんだかに見えたが…

1ホール目で4メートルのパーパットを沈めて流れをつかんだかに見えたが…(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープンレディース 最終日◇2日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>

同じ熊本県出身の先輩で、トータル5アンダーで並んだ上田桃子とのプレーオフに敗れた大里桃子。2018年の「CAT Ladies」以来となるツアー2勝目は逃したが、ラウンド後は「熊本出身の大先輩とのプレーは、一生に一度あるかないか。楽しかった」と清々しい表情を浮かべた。

印象がガラリ?大里桃子と渋野日向子のドレスでの2ショット

首位と2打差の2位タイからのスタートとなった最終日だが、「(他の選手は)いつも上位にいる人ばかりだったので、あまり自分に期待せず、できることをやっていけばいいか」という気持ちでプレーを続けた。この日のコース付近は、瞬間最大風速20.2メートル/秒というタフなコンディション。「たまに立っていられないくらいの風が吹いた。パープレーで回れたら最高と思っていた。うまく耐えられたと思います」。2バーディ・3ボギーとスコアロスを1ストロークに抑え、トップタイでホールアウトした。

プロ転向後初となるプレーオフでは、1ホール目からパーパットが4メートル残るピンチを迎えたが、これをねじ込みガッツポーズを繰り出した。しかし2ホール目でティショットがグリーン右のバンカーにはまり、寄らず入らずのボギー。上田の優勝を見届けることになった。

大里にとって上田は「憧れ」の存在。出身地も名前も同じことから、これまで何度も「第2の桃子になりなさい」と言われてきた。「打ってはいけないところには外さない。自分に足りない部分が分かって、もっと頑張ろうと思いました」。優勝争いの場で体感した先輩のすごみは、今後の糧となる。

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