米PGAがカナダツアーの代替に今年は「フォルム・ツアー」を開設 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新たなツアー創設 苦境のマッケンジーツアーメンバーたちには朗報だ（撮影：GettyImages）

昨年3月以来、新型コロナウィルス感染拡大の影響でアメリカとカナダの国境は一部の必要不可欠なエッセンシャルワーカーを除いて閉じられたままだ。

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PGAツアーカナダのマッケンジーツアーは昨年コロナ禍ですべてが中止。今年はまだ日程が発表されていないが、米国とカナダとの往来は簡単には解禁されそうにない。

そこでPGAツアーはカナダツアーのメンバーで、カナダに在住していない選手のために米国内で開催される“ザ・フォルム・ツアー”を創設。6月から9月の間に72ホール大会を8試合開催する。これらはすべて世界ランキングポイントの加算対象となり、さらにツアー終了後のトップ5の選手には21〜22年のコーンフェリー・ツアー（米下部ツアー）の出場資格を付与。また他の上位選手にはコーンフェリー・ツアーの予選会への出場権を与えるとした、

会場はアラバマ州のオーバーン・ユニバーシティクラブ、オハイオ州のTPCリバース・ベンドがすでに決定。残りの開催コースは現在調整が進められている。

マッケンジーツアーは今夏にカナダ国内でカナダ在住の選手のためにツアーを開催するとし、詳細は数週間内に発表される。（文・武川玲子＝米国在住）